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バンコクで起業ししたものの、タイ語は難しい・・・日々努力。
タイの反政府学生運動と憲法改正の壁
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(毎週月曜日に掲載してきたたメルマガが過去の記事が見えないため8/17号の記事をこの,BLOGでも紹介しています)

 8月16日はタイは平和の日である。タマサート大学にある第2次世界大戦で殺されたタイ人を悼む記念碑があり、学生たちは花を手向けていた。自由タイ運動Free Thai Movementは第2次世界大戦中に、枢軸国と協調していた当時のピブンソンクラーム政権に対抗して、自由なタイを目指して摂政の一人、プリデイPridi Banomyon氏ほかが、設立した機関の75周年の記念日でもある。1934年このプリデイがタマサート大学を創設している。

 2020年8月16日、同じく自由を求める運動がある。Free Peple Group(自由国民団)という名称で反政府運動の集会が王宮近くの民主記念塔や主要な大学で行われた。

 2019年9月に国民の憲法を作る委員会(Committee Campaigning for People’s Constitution、CCPC)が20か所の大学などで設立されて新憲法制定を要求してきた。リーダーの一人がタマサート大学の社会学と人類学の教員、Mr.Anusorn講師である。 8月10日にタマサート大学ランシット校舎での集会には、50もの要求内容を掲げたバナーが掲示され、憲法改正には既に5万人の署名が集まっている、と8/11の英字紙「バンコクポスト」では報じられている。集会の前に、デジタル通信省のブデイポンセ大臣(Mr.Budeipongse)は民主主義では、個人の意見を発表する権利は保証されているが、他人の権利を侵すことはできない、と発言があった。
さらに、村落市町村協会のサクチャイ会長(Mr.Sakchai)は全国から700名の市町村長が集まる集会がナコンラチャシマ県で開催された会議の中で学生に対して王室を侮辱することはやめるべきであると主張した。
反政府運動のUDD(赤シャツ)代表も行き過ぎた学生をいさめる発言もある。
プラユット首相も8/13のTV放映で、学生たちの反政府運動の動きをとらえて、国民を分裂させてはいけない。一致団結して、タイが厳しい状況を回復させるため、学生たちの動きを静観する、との発言をしている。

反政府運動と政府を支持する2つの集会が国会議事堂の周囲で8月10日に開催された。
ここで、憲法を改正する場合の手続きを見ておく。8/16の同紙によると、5つの段階が必要。
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