タイ財務局、ゴルフ場の再入札
今回は、タイの財政状態を見ておきたい。2020年の予算では、収入は3兆2761億バーツ。支出は4兆0237億バーツで、不足分は借り入れである。2020年現在の政府債務の合計は7兆8922億バーツでGDP比では49.64%である。そこで、財政当局はどのように国庫収入を上げているのか、一部を紹介する。
タイ財務局は国内の資産の有効活用を目指して、土地や建物など様々な国有資産の払い下げを実施している。最近紹介されたニュースから、その一部をみよう。タイ東部チョンブリ県バンプラにあるゴルフ場の入札をやり直すことにした。7月15日の英字紙に紹介された内容を紹介すると以下の通り。
第2回目の入札条件が、投資家にとってはより有利な方向になったとユタナ・イムガルン財務局長は説明した。
1.このゴルフ場はチョンブリ県のバンプラ地区で633ライ(101万㎡)の土地を占める。
2.局長は入札書類は7月15日から販売し、締め切りは8月末になると説明した。
3.落札者は30年の使用権を得ることができる。
4.感染症の広がりは、タイの観光分野を代表にタイ経済に多大な影響を与えているが、局長はまもなく感染症の拡大が治まるとみている。
5.最初の入札を募集した際に投資家は入札は厳しいとの声を受けて、最初の条件であった2億バーツをかけてホテルの新築条件を第2回目では外した。
6.その他の条件としても初回支払いを2.83億バーツにした。また、全額支払いでなくても5回分割も認めた。ただし、落札者が分割したライを希望する場合は、毎回3%の金利が付く。
7.また、落札者は毎年の土地使用料として初年度1282万バーツの支払いが、3年ごとに9%の値上げがある。また、落札者は諸経費支払い前の売り上げ3%分を財務局に支払う必要がある。
落札者はコースの改修のために1.6億バーツの投資とホテルとクラブハウスの改修に1.5億バーツを投資しなければならない。追加の条件としては、ゴルフ学校の建物を建築するため、476万バーツ投資をしなければならない。
(参考)Treasury takes another swing at golf course bids (bangkokpost.com)
今回は、タイの財政状態を見ておきたい。2020年の予算では、収入は3兆2761億バーツ。支出は4兆0237億バーツで、不足分は借り入れである。2020年現在の政府債務の合計は7兆8922億バーツでGDP比では49.64%である。そこで、財政当局はどのように国庫収入を上げているのか、一部を紹介する。
タイ財務局は国内の資産の有効活用を目指して、土地や建物など様々な国有資産の払い下げを実施している。最近紹介されたニュースから、その一部をみよう。タイ東部チョンブリ県バンプラにあるゴルフ場の入札をやり直すことにした。7月15日の英字紙に紹介された内容を紹介すると以下の通り。
第2回目の入札条件が、投資家にとってはより有利な方向になったとユタナ・イムガルン財務局長は説明した。
1.このゴルフ場はチョンブリ県のバンプラ地区で633ライ(101万㎡)の土地を占める。
2.局長は入札書類は7月15日から販売し、締め切りは8月末になると説明した。
3.落札者は30年の使用権を得ることができる。
4.感染症の広がりは、タイの観光分野を代表にタイ経済に多大な影響を与えているが、局長はまもなく感染症の拡大が治まるとみている。
5.最初の入札を募集した際に投資家は入札は厳しいとの声を受けて、最初の条件であった2億バーツをかけてホテルの新築条件を第2回目では外した。
6.その他の条件としても初回支払いを2.83億バーツにした。また、全額支払いでなくても5回分割も認めた。ただし、落札者が分割したライを希望する場合は、毎回3%の金利が付く。
7.また、落札者は毎年の土地使用料として初年度1282万バーツの支払いが、3年ごとに9%の値上げがある。また、落札者は諸経費支払い前の売り上げ3%分を財務局に支払う必要がある。
落札者はコースの改修のために1.6億バーツの投資とホテルとクラブハウスの改修に1.5億バーツを投資しなければならない。追加の条件としては、ゴルフ学校の建物を建築するため、476万バーツ投資をしなければならない。
(参考)Treasury takes another swing at golf course bids (bangkokpost.com)
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