(10/25のMAGMAGの再掲です。magmagでは過去の記事が見えないため,BLOGでも紹介しています)
(タイの国会議事堂)
首相の任期、大統領の任期
―プラユット首相の任期は2022年までか
タイの憲法では首相の任期は8年と規定がある。フィリピンもマルコス大統領の長期化と腐敗を経て、今の規定では6年を超えない。世界各国でも、王政は別にしても共和制、民主制をとる国では国のトップの任期を定めている国もある。
さて、タイの国会では10月初めに野党からプラユット首相の任期は来年までだという議論が提起されている。その理由は、2014年のクーデターを経て、それ以後、全権掌握をして「首相」、総選挙を経て民選化の「首相」になるので、任期は2022年で延べ8年となる。野党は、今の憲法制定時の内閣は、憲法制定後もその席にあると憲法にも記載しているため、新憲法改定後の総選挙を経ての新しく首相に任命されたのではない、と主張をする。
これに対して、首相の秘書官は「これはプラユット首相のイメージを下げるため、野党が持ち出した理屈である。憲法の定める8年は、憲法が制定された2018年から換算すべきである」と反論をしている。
タイ人の気質は、新しいものがでるとすぐ動く、新しいものが好きな人が多い。言い換えると、古いもの、長く使う、というのは苦手でもある。

首相の任期、大統領の任期
―プラユット首相の任期は2022年までか
タイの憲法では首相の任期は8年と規定がある。フィリピンもマルコス大統領の長期化と腐敗を経て、今の規定では6年を超えない。世界各国でも、王政は別にしても共和制、民主制をとる国では国のトップの任期を定めている国もある。
さて、タイの国会では10月初めに野党からプラユット首相の任期は来年までだという議論が提起されている。その理由は、2014年のクーデターを経て、それ以後、全権掌握をして「首相」、総選挙を経て民選化の「首相」になるので、任期は2022年で延べ8年となる。野党は、今の憲法制定時の内閣は、憲法制定後もその席にあると憲法にも記載しているため、新憲法改定後の総選挙を経ての新しく首相に任命されたのではない、と主張をする。
これに対して、首相の秘書官は「これはプラユット首相のイメージを下げるため、野党が持ち出した理屈である。憲法の定める8年は、憲法が制定された2018年から換算すべきである」と反論をしている。
タイ人の気質は、新しいものがでるとすぐ動く、新しいものが好きな人が多い。言い換えると、古いもの、長く使う、というのは苦手でもある。
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