バンコクで起業ししたものの、タイ語は難しい・・・日々努力。
昨日は、異業種の勉強会に出席。
 今回は、冷延メーカー社員の報告。
 以下のその内容の一部である。
 鉄鋼業の技術力や質の面は誰が決めるのか?
 例えば、アジアの鉄鋼業を俯瞰すると、自動車メーカーや電気メーカーが求める高品質の鉄板を提供できるのはどこか?
 日系の4-5社を除くと、韓国のPOSCO社、台湾の中国製鉄(CSC)がその後で、ついで中国の宝山製鉄が続く。
 東南アジアではマレーシアのメガステール、インドネシアのクラカタウ・ステールが続く。インドに目を向けると急速に成長するタタ(TISCO)エッサーム、シンダルが品質レベルと上げてきた。
 例えば、宝山製鉄は新日鉄が第1次建設から支援をして、その後も技術指導、技術援助を続けている。
 では、何が技術力水準を決めるのか?熱延鉄板やスラブを購入する冷延鋼板メーカーとしては、購入する材料からどの程度正規の商品が生み出せるかである。高品質かどうかを決めるのは顧客である自動車業界や家電業界が決めるもの。これに漏れるのは、2級品になったり、バックコイルやスクラップとなる。
実は、タイの鉄鋼業を取り巻く別の問題がある。
アンチダンピング(AD)問題である。2003年5月に「クロ)の判定が出てから一部、自動車や電機メーカーに納めるものは無税のクオーター制度によって特例が続いてきたが、2008年の5月までにタイ製品に切り替える必要がある。
 日系をはじめ、世界の主要国から技術援助、技術指導を得てきたが、
その期限までに習得できるのか?もちろん?である。
 WTOに加盟したことから自動車の国産化比率条件は撤廃されたが、
AD問題によって技術移転を進めなければならない、という条件がついている。
 2008年にタイのメーカーは果たして独り立ちができるか?
 
 FTA交渉は妥結したが、なかなか各業界ごとに抱える問題が残っているという現実。

 生の話が聞ける。だから異業種の勉強会は面白い。
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