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バンコクで起業ししたものの、タイ語は難しい・・・日々努力。
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「選挙を通じてみたタイ社会」―5/18日本人会の勉強会にて
5/18(土)にタイ国日本人会「タイを知る会」主催で、朝日新聞の貝瀬秋彦バンコク支局長を招いて、勉強会があった。テーマは「選挙を通じてみたタイ社会」。参加者は約100名。
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内容は、1)はじめに 2)タクシンの登場とタイ政治の流れ、3)今回の軍政と総選挙の特徴、4)総選挙を終えて見えたタイ社会の課題は、5)質疑応答である。
このブログでも3)軍政と総選挙の特徴については、総選挙の前からブログでも紹介したので、当日出た、質問を紹介しよう。
質問1)タイの選挙権(18歳から)、投票所、開票の仕方など基礎的な内容を伺いたい。
質問2)2000年からの政治の流れを見ると、要所要所で憲法裁判所が、タクシン系の政党を解答するなど、司法によるクーデターだと言われます。日本の最高裁判所の判事は、総選挙と合わせて、国民の審判を仰ぐ仕組みがありますが、タイではそのような仕組みはないのでしょうか?タイの階層社会の分離が、2000年以降の国内の政治の混乱を引き起こした原因とでもいえますが、司法や官僚経験者が裁判官になるような憲法裁判所では、タクシン流の政治を止めさせたいという判断になるのではないのでしょうか?
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質問3)今回の選挙結果を見て特徴的な数字は、選挙区で一番多く投票を取った政党には比例区の議席が配分されないこと。中間政党や、少数政党では、選挙区と比例区の2人の議員を生み出す権利があるということ。日本では、選挙区と比例区で1人が同時に投票できるが、タイでは投票した1票が選挙区と比例区にカウントされるとありますが、多数派に投票する人には議員1名を選ぶ権利しか与えれていない。これは、国民の選挙権を制限する、不平等な選挙の仕組みではないのでしょうか?
質問4)2006年や2014年のクーデターは最終的には国民から敬愛され、またこれまでのクーデターを上手に納められた前のラマ9世国王が上手に納められたので、国民の大層が納得したと言えます。現在の、国会議員の議席数から、軍政寄りが、首相の指名は可能でしょう。上院の250人はプラユットの「ラバースタンプ」ともいわれる身内が多いことから、下院(500議席)で親軍政派の国民国家の力党(パランプラチャラート党)が115議席でも少数派と連携すれば375議席を上回ります。しかし、予算をはじめ重要法案が下院では否決されると、どうなるのでしょうか?そのような国内の対立が起こった場合の国王の役割はどうなるのでしょうか?
質問5)先ほどのお話に合った、タイでの富めるものと、貧しいものの階層社会が政治的混乱の大きな要因だと説明をされましたが、これを解決する方法があるのでしょうか?
質問6)選挙の各政党の公約に、最低賃金の引き上げという内容がありました。しかし、タイが中進国の罠を抜け出し、先進国入りをする中で最低賃金の引き上げは避けられない、としても2012年のような大幅な引き上げをされると、労働集約的な産業はタイから逃げ出して、タイの経済力は落ちるのではないでしょうか?

さあ、皆様はどのような答えをお持ちでしょうか?
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