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バンコクで起業ししたものの、タイ語は難しい・・・日々努力。
輸出依存から脱皮できるか?
―経済担当の副首相の悩み

6月19日のバンコクポストはソムキット副首相の独占インタビューが1面であった。
テーマは「輸出依存の体質が改善できるか?」である。主な内容を以下に紹介する。
地域経済連携を含め、投資を呼び込む方策がとられているが、果たして本当に海外からの投資家がタイに目を向けているのか、である。ソムキット副首相には中国や台湾、香港、日本が今回のコロナによる生産の一極集中で、供給できない事態を経験した企業は、生産の拠点を海外に求める際に、地政学的にタイを候補としている、と説明をされる。
ソムキット副首相は、海外からの投資が呼び込めるかが、2020年後半の最大の課題であると言われる。中国、台湾、香港および日本がタイのサービス産業に関心が高いという。特に、食品加工、農産物加工、および医療用器具はタイの強みとする分野である。海外にもタイは新型コロナの制圧がうまくできた国であると評価されている。また、パッケージ産業は、スマート農業や物流とは関係が深い。
タイ政府の投資委員会が用意する税制の恩典とは別に、100億バーツの基金を設けて、タイの競争力強化に資する産業を支援できる。特に、このような資金を使って、従来の産業構造を変革させたい、というのが副首相である。輸出依存から、起業家を育成したい、という。毎年、ユニコーン企業が300億バーツもの収入を得ているように、サービス産業を強化したい、という。例えば、英国は教育や金融業が主体で製造業と肩を並べるほどのサービス産業が盛んである。
旅行業についても、最初は、国内の旅行者を増やすことから始めて、現在の鎖国状態が解放された際には、海外の観光客がタイが健康的で安全な国である、と信頼を高めることで、観光産業を振興させたい。特に、投資委員会や、関連の政府機関に依り、次世代産業,S字型産業の振興を急ぎたい、という。タイ中央銀行による1000億バーツの中小企業向け融資制度を新設したのは、困っている中小企業を支援するためであるという。また、タイは、メコン川流域諸国の金融面でのハブになるという。あたかも、香港と深浅の証券取引所が同時に上場できるように、タイと周辺国の証券取引所が連携して株式上場の拠点になるという。
おおよそ、副首相の発言を紹介してきたが、タイの国際競争力がサービス分野を強化して高まるのか?輸出に代わる外貨を稼ぐ産業が育つのか、まだ先は見えない(2020.6.22)

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