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バンコクで起業ししたものの、タイ語は難しい・・・日々努力。
COVIT19で迫られるタイの高等教育の改革
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―これからの大学は、一つの形式ではやって行けない

このほど辞任した高等教育、科学、研究、改革省大臣を務めたスイット氏(Suvit Maesincee)がバンコクポストの取材に対して次のように注意をしている。(7月19日号バンコクポスト)
 急激な人口構成の変化(少子高齢化)、国際化に加えてコロナウイルスの影響で教育の崩壊の恐れが起き、大学の役割、今まで社会に学生を送り出してきた価値、などは変化しなければならない、と主張。彼はタイの大学は世界の大学が求められるような変革が求められるという。以下はその内容。
大学は今、3つの課題に直面をしている。
1. 出生率が急激に低下しており、大学が高校卒業生を受け入れるだけでは足りない。
同時に、健康管理が行き届き、平均寿命が延びている。
そこで、大学で求められるのは、再教育、すでに社会に入った人に再教育を施すこと 
が重要になった。平均寿命が延び、人々が今まだ以上に長く働くようになると、技術革新に応じた技能や知識を再度施すことが重要になる。
大学も、顧客の要望に応じたサービス、教育ができるかどうか、が求めれれる。大学は学生を教育して社会に労働者として送り出すだけではなく、大学のカリキュラムを柔軟に変更して、それぞれの学生が生涯、教育を受けることができる機関になるか、である。学生に考え、分析し、評価できる能力をつけさせることである。
Mr.Suvis氏は、ロボットや人工知能(AI)がすべての産業を変えるという。
今後、米国の大学、高等機関はオンラインの教育ができることで数十年間、閉鎖の危機に陥るであろうという。学生は、大学がある場所に暮らすことなく、何処でも授業が受けられる。もし大学が、いつでも、どこでも学ぶことができるように自己変革できないと、大学はすたれるという危機に面する、という。COVID19は、それを体験できる良い機会であると、いう。
2. 第2は、世界が一つになることである。大学は、世界が一つの時代の社会人を育てることになる。大学は国内だけではなく、世界の大学と競争をする時代になっている。世界最高の教育機関はさらに拡張し、世界中からクライアントを集めるようになる。タレントは世界どこでも行ける。もし、タイの大学が改善できなければ、学生がそれぞれの大学を探してゆくようになる。
3. 第3は将来の大学は、全世代が学ぶ大学になる、という。生徒は独自の学位を求めるようになり、教授も学生の能力や脂質、関心のある度合いに応じてカリキュラムを作ることになる。
スイット氏は、大学が短期の学習コース、複数の学位をまとめて学ぶことができるようにすべきだという。大学が産業界と一緒に学ぶ時代になるという。現在の課題を産業界と一緒に解決すべきである。フレキシブルな学習方法は、24時間、1週間に7日間、何処でも学べるようにすべきであるという。
学生は、キャンパスでも、何処でもオンラインと併用して学べるようになる。将来の大学は、それぞれ独自の特徴を生かした大学に変革すべきだという。
現在のタイの大学は、どこも同じことをしている。学生に魅力的なコースを提供できなければ、大学を維持する必要な収入もなくなる。そうなれば、大学は縮小するか、大きな大学に飲み込まれる、という。または、閉鎖するか、である。

スイット氏の警鐘を整理すると、次の3点になる。
① 少子高齢化の時代に、大学は生涯学習の場所になれるのか?
② 世界化は大学も同じで、何処でも学べる。また優秀な学生は世界の優秀な大学からも奨学金制度など整えて招かれる。
③ 大学は、産業界、社会の問題を一緒に解決できる機関になれるか、という。
既に産業界に入ったから、学ぶことを止めるのではない。生涯学習の機会があるが、それは既存の大学が提供できるのか、である。タイの大学が、スイット氏の警鐘されるように変化できるかどうか、にかかっている。我々自身が生涯学ぶ姿勢と機会を求めているのであろうか?(2020.7.20)
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