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バンコクで起業ししたものの、タイ語は難しい・・・日々努力。
タイのコメ輸出大国から転落か
―8月の内閣改造で新しい経済政策がどう変わる
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7月22日(水)に、タイの貿易統計の発表があった。輸出品目の中でも、タイは食料自給率200%を超え、世界のコメ輸出大国と自称していた国の地位が危うい。
ちなみに、2019年までに輸出大国は、1位インド(981万トン)、2位タイ(758万トン)
3位ベトナム(637万トン)、4位パキスタン(398万トン)、5位米国(121万トン)である。
タイ国米穀輸出協会はタイは過去数十年と世界の輸出大国であったが、今後は世界5位まで下がる恐れがあると警告をしている。要因は、世界各国と種米と競争力に対して長期のコメ輸出戦略が無いことが大きい。7/22-7/23のバンコクポスト紙によると以下の通り。
チャロン(Charoen Laothammatas)会長は、7月22日の会見で、現在のコメ輸出戦略の継続性と長期ビジョンを欠いたままでは、ずるずると低下するばかりである、と警告をした。
第1は、種苗米に対する研究開発予算が少ない。世界ではきめ細かい構造の白いコメ(soft textured white rice)が好まれるが、タイからの輸出はこの種類が少ない(品質の問題)
第2は、生産コストが他国と比べて比較的高いことと、タイバーツが強いため国際市場での比較競争力が弱い。タイは干ばつと洪水で米穀生産に影響を受けてきた。これで統計的なデータが欠け、効果的なマーケテイング戦略が打ち出せてない。(コスト)
第3には、政策当局が、サプライチェーン全体を通しての長期戦略が必要である。種苗米の開発、精米業者、種苗米の販売業者、種苗米の生産者と取引業者および米穀輸出業者までの一貫した戦略が無い、とチャロン会長は説明をした。(戦略)
他国の事例を挙げると、中国は米穀の研究開発を行い耕作地の開発を行ってきた。このため、中国では1ライ(1600㎡)あたり2トンを収穫、ベトナムでは同じく960kgの収穫があるが、タイでは450kgしか、収穫ができていない。2020年の初頭では年間750万トンの予想が、今では650万トンしか輸出が見込めないという。
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1-5月の輸出合計では2,574,374トン(前年比マイナス31.9%)で品種別にみると、半ゆで米が471,389トン(前年同期比マイナス57.1%)、白米と963,227トン(同マイナス43.4%)の落ち込みが大きく、増加したのは香り米317,673トン(40.6%増)、ホンマリ707,293トン(同12.7%増)であった。
タイの主な輸出先は、米国(338,769トン、前年同期比41.2%増)、南アフリカ(231,412トン、同マイナス12.6%)、アンゴラ(195,438トン、同マイナス1.5%)中国(120,207トン、同マイナス41.6%)、日本(116,338トン、同7.9%増)である。
協会の予測では下期の予測はタイから3百万トンであるが、インド(550万トン)とベトナム(340万トン)とタイを上回る輸出が予想される。2019年には、タイから758万トンが輸出され、金額として1310億バーツであった。これは前年同期比の25%ダウンをさらに下回り、同32%の低下であった。
そこで、現在、政府与党の会長交代など下部からの突き上げ、経済閣僚の辞任などから、プラユット首相は8月に内閣改造をする意向である。タイ証券市場の報告で上場会社のトップが複数辞任したことも、新閣僚に就任するための準備とみられる。
新しい経済政策は、コロナからの復興は勿論であるが、タイの経済を底支えする、輸出と観光振興をどうするかが、大きな課題である。我々は、8月の内閣改造で新しい経済政策がどう変わるか、注意をしておきたい(2020.7.27)
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