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バンコクで起業ししたものの、タイ語は難しい・・・日々努力。
「タイの刑務所に入るのは貧乏人だけか」

日本の警察も、元高級官僚であった上流国民には交通事故でも手心を加えると批判される。どうように、タイでもお金持ちは死者を出した交通事故でも刑務所に入ることなく逃亡していれば無罪になるのか、と批判がでている。
2012年のトンロー警察管内で起こった健康飲料Redbull創業者の孫、通称BOSSがフェラーリを運転中、バイクに乗っていた警官を跳ねて死亡させた事件があった。遺族にはそれなりの慰謝料を払い、遺族からは追加の要望も出ないほど支払われたらしい。
その後、被告であるBOSSは警察や裁判所の出頭要請と、裁判所の判決による命令にも応じなかった。最終の出頭命令の2日前にプライベートジェットで海外に逃亡した。その後、BOSSは海外で行われた大きなイベントに参加したことが報じられていたが、正確にはわからない。
ところが、先月からマスコミを賑わせているのは、犯罪が訴追されることなく時効になり、BOSSは自由にタイに戻れるのではないか、というニュースがSNSに流れた。
「177KM/hのスピードで運転した、のは間違いで77KM/hだった」、という証言が

2年前に、この事故の原因を覆す証人がでた。1人は、フェラーリの後ろを走っていたとするピックアップの運転手。その証言ではフェラーリは80km/h以下であった、とする。フェラーリの車体の損傷から見ても177km/hという速度は出ていない、という証言もある。
それを受けて、警察から検察に、BOSSにかかるいくつかの犯罪は時効になることを認める、という判定を出すように要請して、検察もそれに異論はない、という判断が出たらしい。これが、問題を大きくした。

マスコミを賑わせて、最終はプラユット首相は、タイの法律制度、司法制度を揺るがす恐れもあり、事件を再度見直す委員会を設置するようにした。委員長は元汚職追放委員会のトップが就任。関係者を呼び、再度、事件の検証を行ってきた。警察と検察もそれぞれ独自の再検討の委員会を設置した。

先週、上記の77km/hで運転していた、と証言した証人がチャンマイで交通事故にあって、死亡をした。バイクによる衝突事故であfる。相手は負傷をしたものの生きている。本件との関係もうわさをされているが、誰かが裏で操っているのかどうか、不明である。
タイ国内では、これに依り健康飲料のレッドブルの不買運動も起こった。レッドブル社およびBOSSの親戚から、まずBOSSはレッドブルの株主でも役員でもないことから、本人と会社は無関係であると表明されている。また、親せきからは、事故以来、親せきとは交信が無く、親族としてはBOSSが起こした責任は自分がとるべきであると、表明をしている。

事件を起こした当時の血液検査で、アルコールの飲酒運転だけではなく、コカインの使用もあったという証言も出ている。
事故発生当時は、歯科医の治療で使った薬にコカインが入っており、アルコールの飲用と一緒に薬が解けて、血液にコカインの反応が出た、という説明から、当時のトンロー警察が、コカインの使用は犯罪としなかった。
しかし、上記の犯罪を見直す委員会で、歯科医業界から、歯科治療でコカインを含む薬は100年来、歯科医が使っていない、という証言も出ているのである。

近く、真相の説明がされるであろうが、2012年の事故当時に出なかった反論の証人が、2018年になってなぜ出てきたのか、この事件には不明な点が多い。
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