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バンコクで起業ししたものの、タイ語は難しい・・・日々努力。
(11.1のmagmagの再掲です。magmagでは、過去の記事が見えないため,blogでも紹介しています)

首相の不信任審議の余波
ー与党内の不協和音と野党の幹部世代交代
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プラユット首相とプラウィット・ウォンスワン副首相(パラン・プラチャラート党党首も兼務)は陸軍を通じて先輩後輩の関係である。2014年の軍事クーデターでプラユット将軍がインラック政権を追い出して、軍政を敷いて、その後、首相に就任した際は、プラユット首相が先輩のプラウイット将軍を副首相に招いている。この2者のコンビの問題が、揺らいだとの見方があった。
プラウィット氏は9月初めに週、与党第1党パラン・プラチャラート党(PPRP)幹部らに対して、プラユット首相への支持を要請した。これは、8月末の内閣不信任案審議 に絡み、タマナット・プロムパオ副農相およびナルモン・ピンヨシンワット副労相が、与党側の少数政党に対してプラユット氏の不信任案を同意するように働きかけたこと、つまり反プラユット首相の姿勢を問ったことから首相によって解任された。これに関連し、プラウイット党首はPPRP政党の幹事長であったタマナット氏と党経済部門の責任者を務めるナルモン女史を党幹部から追放はしなかった。
10月初めに、国会で首相の任期は何時までか、野党から問題提起があった。野党の主張では、憲法に首相の任期が8年を超えないことから、2014年のクーデターごに首相になったプラユット氏は2022年には任期満了になる、と主張。首相の秘書官は「これはプラユット首相の信頼を落とすための議論である。今の首相の任期は現在の憲法が制定された2017年から、計算すべきである」と主張をしている。首相の任期と総選挙とは、相関関係にあると言えるが、各政党は早くも自党の首相候補を選定している。政府スポークスマンは先週、プラユット氏が、連立政権の中核であるパラン・プラチャラート党(PPRP)が自分を次期総選挙に向けて首相候補に指名したことに対し、謝意を表明したと明らかにした。同スポークスマンによると、プラユット氏はPPRPに対して、自分に信頼を置いてくれたことに感謝したという。
一方、10月28日のバンコクポストみよると前の首相であったタクシンの末娘ペトンターン・シナワトラ女史(Paetongtarn Shinawatra)が10月28日(木)東北コンケン市で開催された最大野党プアタイ党の党大会において首席アドバイザーに任命された。ペトンターン・シナワトラ女史が東北部の中核都市で開催された野党最大の党大会で紹介されたことは党大会のハイライトであった。
タイのマスコミ各紙は若い世代が党の政策を実行する幹部として活動する世代交代の時期である、と報じている。
現在の党首を務めるソンポン・アモーンビびバット( Sompong Amornvivat)氏は党大会を経て退任し、次期総選挙を目指して党の改革と任務を継承する予定である
ナン県出身の国会議員であるチョンラナン・スリキョー氏(Chonlanan Srikaew)が次期の党首に推薦される予定である事務局長であるプラサート・チャンタラルアントン氏は引き続きその職に留まる予定である。
党大会でペントンターン女史は、父親とは頻繁に会っていると述べた。
彼女は、海外の相当数の科学者とあって得た知的な収穫物を党に持ち込み「タイの国民が夢見たことを実現する」と言ったが、中身は詳しく語らなかった。
「私は8歳の年代で政治と触れ合ってきました。9歳になった時に、父はパラン・ダーマ党の党首でした。3年後、つまり12歳の時に父は今は解党されたタイラクタイ党(タイ愛国党)を設立したのです。これは、私の心に深く刻まれています」と彼女は語った。
プアタイ党は10月28日の党大会において党首と党幹部を正式に任命する予定である。
元の首相であるタクシン氏はタイから亡命し、ドバイを起点に単身で亡命生活を送っている。
最後に、日本では10月31日に総選挙が行われた。政権交代は無いと思われるが、与党がどの程度勝利を収めるかで、今後の政権運営の実行力が決まる。
タイも、総選挙後の連立政権樹立で、プアタイ党は第1党でありながら、連立多数になれず、PPRPが連立して政権を取ったのである。不信任案が出されるたびに連立与党の中にある不満が出てくるのである。日本でも、自民党、公明党の連立が、何処まで続くのであろうか?
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