バンコクで起業ししたものの、タイ語は難しい・・・日々努力。
バンコクの開発は峠を越えたのか
 先日,B病院の高層階から市内を見ると建設途中の建物が少なくなったことに気がついた。
 数年前の、タクシン政権時代が1997通貨危機のあとストップした建設途中の不動産が動き出した時期であった。その後、新しいマンション、コンドミアムの販売が建設前に完売、という状況から、法律の規制もあって完成後に支払いのなったためか、開発業者も資金繰りに苦慮しておるように思える。
BKK condo2
もっとも市内の周辺、特にBTSや空港線までの高架鉄道沿いはまだまだ開発案件もあり、不動産価格は上昇をしている。
物事には、表面上の良い面と、その裏にいくつかの悩みもある。
不動産への苦情である。

TMOにも、不動産開発で複数の案件の照会があった。
もちろん市場開発関係で、市場性、開発のためのF/Sには協力するが、開発後の苦情までも織り込んで調査をするとなると、時間がかかる。
不動産業はトラブル産業か
BKK condo1
たまたま、タイ政府の消費者保護委員会(OCPB)の苦情処理の資料を見ると、不動産関係の苦情が一番多い。
タイ政府のOCPBの説明では、2007年10月から2008年6月までの消費者の苦情は4,210件あった。
そのうち、不動産関連が1番多くて45.15%の1,901件。
詳細を調べると不動産関連の苦情1,200件の内訳は以下の通り。
1. 建物と土地 761件
 たとえば、建設されない40件、未完成62件、広告どおりではない不正表示75件、
 所有権の移転がされない24件、完成後のダメージ86件、借り入れ不可69件
 発電設備未完成 74件、契約書の説明した地域では面積不足1件、
建設地が法的に不可能な場所152件、税金の支払いが購入者に押し付けられた40件、村議会での説明なしの運営3件、その他112件
2. コンドミアム、商業ビル264件
 たとえば、建設されない23件、未完成72件、広告どおりではない不正表示7件、
所有権の移転ができない29件、契約した土地では不足3件、借り入れ不可17件、
建設の遅延3件、建設完成後のダメージ6件、共用部分のコストが高すぎ3件、
管理組合が問題を解決しない35件、購入した部分が既に他人に売られていた16件、その他50件
3. 土地、建物の賃貸 91件
4. 土地 36件
5. ビル建築 43件
資料:バングコックポスト2008.8.13

いずれも、日本でかってあったような不動産取引に伴うトラブルである。今までは、双方の仲裁が中心であったが、このような消費者問題訴訟法制度が8/23から施行されることから、訴訟が多くなる可能性が高い。いずれ製造物責任法が施行される前の、消費者と企業とのトラブル解決の根拠になる制度である。
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病院の売り上げ
バンコク・ジェネラル病院の2008年の売上高は220億バーツ。20億バーツは設備投資で、内10億バーツが本体の設備拡大、残る10億バーツが海外の病院展開。カンボジア、中東にも拠点を置く予定。
2008/08/22(金) 21:58 | URL | マサ #-[ 編集]
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