バンコクで起業ししたものの、タイ語は難しい・・・日々努力。
サマック首相、失脚理由ー憲法裁判所の論理

 9月9日の憲法裁判所の判決によると、料理番組に出て憲法違反となったサマック首相と、放送局には雇用関係が成立していたのかどうか?
雇用関係が成立するには、2つの条件がある。
1つは、依頼主の要請によって依頼されたものが自らの時間、能力の一部を提供する(労働)ことによって、金銭の授受があること。
2つには、依頼主と労働提供者には指揮命令があったのかどうか。
あれば、労働とみなされるが、無い場合は業務の委託、受託といった雇用関係は成立しない、というのが一般的な労働法関係者の判断である。


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では、サマック首相と放送局の雇用関係とは?

Q1.番組出演によって、金銭の授受があったのか?
 A1.料理の食材費、運転手の交通費など1回当たり5000THB(日本円で15,000円相当)が支払われたことは、確からしい。
Q2.放送局とサマック首相とは指揮命令関係があったのか?
 A2.どうもこれはサマック首相から放送局には放映権の授与など、首相側に指揮する権限があったと思われる。

では、今回の憲法裁判所が言う、雇用とは、何か?
憲法では、首相の職務専任義務は、一般の公務員よりは厳しく見られることから、料理番組とはいえ、出演することによって金銭の授受があったことを理由に、兼職禁止事項に当たると言う、厳しい見方がされた、といえる。

これによって、今後も労働法上の雇用関係が判断される条件が変わる、とはいえない。
農民のために
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