バンコクで起業ししたものの、タイ語は難しい・・・日々努力。
11月から12月に入り、生産調整深刻化
 11月中旬から現在まで、タイ国内の工業団地を訪問している。
 主に日系の自動車部品、電機電子部品業界の中小企業を訪問して現状をヒアリング。
 最初に出てくる言葉が「かってない厳しさだ」
 12/18にタイ自動車研究所(TAI)の責任者を訪ねたが、来年度以降の自動車生産台数は2006年-2007年をピークに7%程度の下降を予測している。
 理由は3つある。1つは世界経済の減速から従来、国内販売の低下を輸出でカバーしていたが、それも厳しい。2つは、国内の景気減速で、従来自動車を購入する底辺ではローンを組んだ層が多かったが、これらの層も雇用調整や時間外労働の削減で、ローンを支払え切れないで手放す層が増える。3つは、自動車メーカーの新車販売がほとんど無いと見られることである。

 電機電子部品業界も上と同様か、むしろそれ以上に悪い。
  Y社では、業務委託を解除した穴埋めに、管理部門の社員も工場の現場に入っている。
  12月の空港閉鎖で部品が入らなかったときに休業した会社は、次に輸出先の販売不振でやむなく休業を検討。
自動車部品メーカーの雇用調整
  ある自動車部品会社を訪問した際に、出てきた責任者は毎日、雇用調整の会議ばかりだ、とのことである。納入先の休業、労働争議なら先が見えることもあるが、世界的な販売不振で、業務委託先との契約満了とともに契約解除はできるが、正規従業員を如何に円満に解雇するか、自宅待機、交代勤務をさせながらでも雇用を維持するか、腐心をされている。
 N社では、今までの2交代制を3交代制に変えて、残業代カット、雇用維持をする。
 T社では、100名あまりの従業員を出勤をしてきたと同時に解雇通知。
 F社では、従来の業務量が1/3になったため、購入した材料が工場のあちこちにおいてある。
 
   
 悪い話を紹介したが、雇用維持に努力する会社もある。
 あるIメーカーでは、業務委託先は契約満了時に契約を解除したが、正規社員は何とか雇用を維持しようをしている。これは、かって国内で同様の措置をとり、正規従業員の希望退職を募ったが、残って欲しい社員がやめたため景気回復時期に先行した会社との格差が広がった、苦い経験を積んでいるから。
 また、この機会にR&D部門をタイ国内に設置を検討するS会社もある。今まで人手が足りないと、この部門には手をつけていなかった。日本の本社でできない製品を海外で作っていることもあり、今やタイが製品開発から手がける部品もある。このため、次の成長のためには今がチャンスと考えているところである。
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