バンコクで起業ししたものの、タイ語は難しい・・・日々努力。
タクシン元首相の766億バーツの資産の内、463.7億バーツ(約60.5%)を国家が没収

2/26の最高裁の判決は最初から予想されたものだ、という意見もある。
軍事クーデターが起きた理由は、タクシン首相在任中に私服を肥やした、汚職だらけの政権を打倒して、正義を追及する、というのが2006年9月19日のクーデターであった。

判決後に、タイの政治は安定するのかどうか?
タクシン支持者(赤シャツ、UDD)への2/26の判決後の元首相の声明は「自分は政治の犠牲者である。秩序を保って平和裏に民主主義を追求するように」との事から、大規模な政治集会は3/12前後に全国的な展開が予想をされるが、無政府状態にまではなら無いと、予想される。
解散直後の愛国党大会にて
(写真は2006年4月の解散直後の愛国党本部でのタクシン首相、当時)
クーデター後の軍事政権はタクシン前政権の汚職を追及する機関を設置

この時点で、今回の判決は予想された、ともいわれる。
政治の舞台で、負けたものは勝ったものから追求を受ける。多くの歴史では、前の政権は後の政権から追放、幹部は処刑される。昔の中国の歴史、日本の戦国の歴史を見れば分かる。
今でこそ、政権交代で前政権の幹部が処刑されることは少ないが、国民の受けを狙って、前政権の不正を追求することが現在の政権の正当性を示すことになる。

さて、2/26の判決であるが、タクシン首相就任前の財産は正当だとして返還、首相在任中に膨れ上がった分は没収が妥当だとしている。
金額にして766億バーツ(約2298億円)の資産の内、463.7億バーツ(約1391億円)が没収で、のこる302.3億バーツ(約906.9億円)が返却される。ただし、税務当局はタクシン首相や家族がテマサクへの株式売却の前後で、所得を得たとして課税請求をしたいるなど、国家としての税務請求はまだのこる。
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(2/26の判決後、自らのwebsiteで判決を受け入れると表明した喪服をきたタクシン元首相。放映中のTVより)
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