バンコクで起業ししたものの、タイ語は難しい・・・日々努力。
タイの警察人事になぜサウジアラビアが不満を表明するのか

 10/1から警察長官補に昇進するはずであったソムキッド第5管区警察区長官(警察中将)が9/22昇進を辞退することになった。警察中将は、これ以上、サウジとタイの外交関係を悪化させないため犠牲になった、とされてる。
ところが、ソムキット中将は20年前のサウジアラビア実業家失踪事件の容疑者として起訴されており、サウジアラビアが強い不快感を表明。10月に予定されているタイのイスラム教徒13,000人のメッカ訪問のビザ発給が延期になっていた。

 バンコクポストなどによると、問題が解決しないと、イスラム教徒にとって大変なことになるはずであった。一生涯に一度、イスラム教の首都メッカの訪問はHajと称される名誉なこととされている。それが延期または中止になることは大変なことだとの圧力があったようだ。

 
どのような事件であったのか

 同時に、今までサウジアラビアとタイとの外交関係を悪化させる事件が1989-1990年にあり、解決されないままであることがその背景にある。

事件そのものは迷宮入りとされたが、2008年末に発足したアビシット政権になって、再調査すべき重要事件として特別捜査局DSIが捜査を再開、時効になる直前2010年2月に容疑者としてソムキット中将や4人の警察現職と1名の元警官が起訴をされた。5名は、起訴事実を否認、即日保釈されている。

このような関係者が昇進されるとして、サウジアラビア政府が強い不快感を表明したことから、事件についての報道がされたようだ。

何が真実なのか、我々には知るすべもないが、現在、日本の検察当局が証拠のフロッピーを書き換えたことが問題となっていることに比較するとタイの司法と報道の関係が、日本とは相当異なることに気付くのである。
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