バンコクで起業ししたものの、タイ語は難しい・・・日々努力。
国王に超法規的な権限はなし

今朝の新聞を見ると、プミポン国王が最高裁判所、最高行政裁判所の裁判官に現在の問題解決を問われている。
HM King(from Nation 06-4-26)

国王は、民主主義的かどうかを問題にされている。
例えば、4月2日の総選挙でも1党しか立候補していない選挙は民主主義的といえるのかどうか。
反対党の国会議員が、解散して37日目に総選挙をすることは、憲法違反ではないか(現在の憲法では、政党に所属して90日たたないと立候補できないこと)、と最高行政裁判所に訴えた際に、この訴えを拒否したこと、も大きな疑問とされた。司法が問題を解決できない場合は辞任をすべきではないか、と問われている。
民衆のための連合が求める、国王が首相を指名することに関しては、
事実上拒否。
憲法第7条(統治制度原則への準拠)
「本憲法に適用すべき規制が無い場合は、国王を元首とする民主主義の政治慣習に従う」
民衆のための連合が求めた、超法規的な首相指名の事例とした1973年の首相指名にも言及。
1973年のサンヤ ダルマサキ首相を国王が指名をされたときも、国会が機能をしており、国会議長、副議長がいて民主主義が機能をしたと説明された。
国王が(民衆の求めるままに)首相を指名することは、法規が無い首相を指名することだ、と説明。
では、何が問題か?
1・4/2の総選挙以後、30日以内に国会を開催することを憲法は定めているが、同時に500議席が確定してからという条件がある。
2・現政府は500議席に達する前に、国会を召集する勅令を発行する準備をしていること。
3・4/29に第3ラウンドの補欠選挙を予定しているが、500議席に達しなくても良いのかどうか。
4・召集日の記載のない国会召集の勅令が通るのかどうか。
5・国王は最高裁判所、最高行政裁判所に何が原則で、何が法的な解決法か、研究するように求めておられるが、どのような方向に動くのか?
 総選挙無効との訴えもあるが、これをどのように審議するのかどうか、司法・行政・律法の3権の分離がどのように機能をするか問われている。
 いずれにしても、タイ国の難しい局面にでる国王の発言はその以後の政治の流れ、国民の意識の流れをうまく導く不思議な働きを感じる。


 
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