バンコクで起業ししたものの、タイ語は難しい・・・日々努力。
「日本の観光安全宣言」の背景に使用された数値

6/9に開催されたJCC観光部会で国際観光振興会バンコク事務所から、3/11の震災後の日本への観光客誘致の動きの説明があった。
DSC00052-50MrMasuda JINTO
主な説明は、東京デイズニー、富士・箱根、仙台などタイ人に有名な観光地が安全だと言う説明である。
交通機関、旅館ホテルはもちろん、福島第2原発の放射能漏れの公式データも紹介されている。

使用するデータは次の通り。「原子力資料情報室(東京都新宿区)での放射線の測定結果」
東京都健康安全研究センターでは、ヨウ化ナトリウム タリウム(NaI(TI))シンチレータを検出器に用いたモニタリングポストを、周辺環境からの影響 が少ない庁舎の屋上(地上約18m、床面より180cmの高さ)に設置して、1年を通して24時間連続で自動測定しています。モニタリングポストでは、極 めて低い放射線量まで精密に測定することができます。
使用している機器はALOKA γSURVEY METER TCS-171
単位はマイクロシーベルト/時
2011/6/8
11:00 0.07-0.08  0.11-0.12  0.10-0.11  0.15-0.16
13:00 0.07-0.08  0.12-0.13  0.10-0.11  0.14-0.15
15:00 0.07-0.08  0.12-0.13  0.10-0.11  0.14-0.15
17:00 0.07-0.08  0.11-0.12  0.10-0.11  0.14-0.15
左から室内、屋外(コンクリート)、屋外(土+芝生の上)、屋外(土+芝生の上の地表近く)
※室内、屋外(コンクリート)、屋外(土+芝生の上)での測定は地上1mでの測定です。

http://www.cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=1022
モニタリングしている地区が地上18mの、他に影響されない地点、と言うことで、普通の人間が生活する時点ではない。地上1mと18mでは相当な開きがある。
また、上記の調査結果を見れば明らかなように、室内と、室外、コンクリート上と、土や芝生の上で違いがある。


さらに、説明では漏れているのが内部被曝の問題や、年齢による幼児への影響など、細かな配慮が欠けている。
たとえば、被ばくを低く抑えるには、①離れる、②時間を短くする、③身に付かない(吸入しない)ようにすることが原則。モニターの値が高い時にはできるだけ外出を控える、外出は短くする、マスクなどで防護する、などの対策 が考えられる。屋内は屋外に比べて、被ばくは2~3倍くらい少なくなる、などの助言もあってこその安全宣言だが、一部の資料と安全だとの観光行政のTOPの説明だけでは正確な情報開示ではない。(下記、参考)


日本食の安全宣言はJETROから

食に関する日本政府関係者の説明は無かったが,JETROのタイ人向けチラシの配布があった。
ここでも使用されている数値は上記の数値である。
これも内部被曝につては言及が無い。
水の問題など、日本国内では6/8に公表された東京都の下水処理場での放射線量などは、今まで検査していなかった地区で、高濃度の放射線の影響があった事態を公表されていなかった。

DSC00067-50JETRO food
(参考)
「微量な被ばくでも発がんのリスクを高める。発がんのリスクは被ばくの量に応じて高くなる。例えば、国際放射線防護委員会は1ミリシーベル トの被ばくで、将来10,000人に1人のガン発生が考えられるとしている。この評価には、倍くらい厳しく見るべ きとの意見もあり、その場合5,000人に1人となる。」
http://cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=1028

DSC00068-50JETRO Food2
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