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バンコクで起業ししたものの、タイ語は難しい・・・日々努力。
先週5月22日、軍人の利用するバンコク都内の病院で爆弾騒ぎが起き、25名が負傷をした。
犯人は軍事政権に対する反感を持つグループだと推察されているが、5月29日現在、つかまっていない。Prayut_Chan-o-cha_pm.jpg

5月27日行われたプラユット首相の定例のTV演説で国民に4つの質問を投げかけ2018年12月に実施予定の総選挙の延期を示唆した。
1つは、総選挙で選ばれる政権が良い政治を行うのかどうか?
2つは、もし次期政権が良い政権でない場合はどうすればよいのか?
3つは総選挙は民主主義として重要だと認めるとしても国の将来、改革および国家戦略が運営できない場合はどうするのか?
4つは、政治家が良くない場合は、再度総選挙を行うとしても、問題があった場合、だれがどのように選挙を実施をするのか。

意見があれば、内務省に意見を出してほしいと締めくくった。
政権の広報官であるMrSansern Kaewkamnerd は「首相が希望しているのは、国家がどのよう道を進むのか国民が責任の一部を担うべきだ」との言うことが言いたいのだと解説をしている。
これに対して、在野から批判が出ている。
現在、政治集会が禁止されているため主にSNSでの批判である。
5/29のバンコクポストでは、国家人権委員会のコミッショナーであるMs.Angkhana Neelapaijitは「この軍事政権は3年も在席すれば十分だ」との意見を出している。
チュラロンコン大学の政治学者のMr.Pitchit Pongsawatは首相のコメントは彼のアドバイザーよりも新鮮な意見を聞きたいという意向ではないか、という好意的な意見もある。
「良い政治とは、国民が参画して、自由に意見が述べる体制をつくることである。政権が、国家戦略を上から与えることは民主主義にはふさわしくない」とMr.Pitchitは言及。
Nakorn Ratchashima Rajabhat 大学のMr.Adisorn Naowanont学長は、選挙で選ばれた政権でも、選挙を経ないでできた(軍事)政権でも100%良い政権はあり得ない、と述べている。「少なくとも、次の政権は選挙で選ばれる政権であり、チェックアンドバランスが働く」とMr.Adisorn 学長は述べている。
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